2024.09.26
「鉾」を御神体とした珍しい神社
神峰神社は「鉾」を御神体として奉祀しています。
これは、祭神のイザナギ様・イザナミ様が原始の混沌とした大地をかき混ぜた時に「天沼矛(アメノヌボコ)」を手にしていたという古事記の国生み神話から来ています。
「鉾」を御神体とする神社は珍しく、神峰神社の特徴でもあります。
神峰の高峰に鎮まります神々
神峰神社は茨城県日立市に鎮座し、イザナギ様・イザナミ様・クマノクスヒ様の三柱をお祀りする神社です。
厄除け・交通安全・家内安全などさまざまな御神徳がある中、特に「家庭円満」の御利益で知られ、
創建590年あまりの歴史を氏子の方々に愛され、支えられながら歩んでまいりました。
当やしろでは、初宮詣り・交通安全・厄除などの各種祈願、地鎮祭・安全祈願祭・家祓式などの、
出張祭典のお申し込みをいつでも受け付けております。
神社や祈願などについてご存知ない方にもわかりやすく丁寧にお答えいたしますので、
どうぞお気軽にお問い合わせください。
皆様のご参拝を心よりお待ちしております。
神峰神社は「鉾」を御神体として奉祀しています。
これは、祭神のイザナギ様・イザナミ様が原始の混沌とした大地をかき混ぜた時に「天沼矛(アメノヌボコ)」を手にしていたという古事記の国生み神話から来ています。
「鉾」を御神体とする神社は珍しく、神峰神社の特徴でもあります。
神峰神社でお祀りしているイザナギ様・イザナミ様は、古事記によると、二柱は初めてご結婚された神様です。
二柱は日本列島をはじめ、天照大御神、月読命、須佐之男命などの神々をお創りになられました。
この神話から、イザナギ様とイザナミ様は円満の御利益で知られる、調和のとれた夫婦の象徴となりました。
木々に囲まれ静寂につつまれた神峰神社は、穏やかな時間が流れています。
喧騒からいっとき遠ざかり、非日常的な空間でゆっくりとお過ごしください。
神峰神社最大のお祭り。
大行列を作る渡御のほか、大祭禮でしか見られない4台の「日立風流物」の一斉披露など地域一丸となって行います。
全国各地から観光客が集って賑やかな中、鉾を持った5人の子供たちと共に神峰神社から出発し、ぐるりと町内を巡り、また神峰神社に戻っていきます。
山車とその上で披露されるからくり人形芝居は「日立風流物」と呼ばれ、平成21年に「ユネスコ無形文化遺産」にも記載されました。
10社の神社を巡り、10体の神玉を集め、一つに繋ぎ大願成就のお守りとなります。
神社を巡り参拝する事により願い事が研ぎ澄まされ、進むべき道が開てゆくという平安時代から伝わる心をかたちにする行いです。
旅路の安全と皆様の大願成就をお祈りいたしております。
神社を巡り、御利益といっしょに、そこでの出会いを楽しんでいただけましたら幸いです。